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《更新情報》~プロレスあの日あの時~ 5月11日

2021.05.17

日本プロレス殿堂会、皆様いつもありがとうございます!
 
鈴木健.txt氏によるプロレスあの日あの時
殿堂記念館|プロレスあの日あの時が更新されました。

プロレスあの日あの時
5月17日
 
新日本プロレス=1985年
前代未聞の正体バラシ
藤波が「おまえ平田だろ!」

****一部記事抜粋
マスクマンの正体を明かすのは業界内のタブーとされている。プロレスマスコミはわかっていても本人がカミングアウトしない限りは記事に書かない。それがエチケットだとされてきた。
 
昨今はネットに情報があふれており、そうした“秘密”が失われてきた。面白いもので、以前はマスクマンの正体についてとても関心が高かったのに対し、今ではそれほど話題になることもない。“秘すれば花”ではないが言わないから、書かないから成り立つ文化があったのだ。
 
そんなタブーを同業者であるプロレスラーが破るという“事件”が、1985年5月17日に起こる。この時、新日本プロレスは「IWGP&WWFチャンピオンシリーズ」を開催。2年前にスタートしたIWGPリーグ戦がこの年はトーナメント形式でおこなわれ、ハルク・ホーガンらWWF勢もトーナメントエントリー、あるいは特別参戦という形で集結。
 
トーナメント優勝者が前年優勝のアントニオ猪木と決勝戦を闘い、その勝者がホーガンとIWGPヘビー級選手権(タイトル化される前)をおこなう。また、トーナメント準優勝者はホーガンのWWF世界ヘビー級王座に挑戦するというのが概要。
 
トーナメントはアンドレ・ザ・ジャイアントが制したが6月11日、東京体育館でおこなわれた決勝戦では猪木がエプロンカウントアウト勝ち(両腕がトップロープとセカンドロープに絡まりエプロンで身動きがとれなくなるうちに10カウントが数えられる)。同じ日、準優勝者の藤波辰巳がホーガンに挑戦するもアックスボンバーに敗れる。
 
そして2日後の6月13日、愛知県体育館で猪木vsホーガン戦がおこなわれ(WWF王座は懸けられず)、開始のゴング前に延髄斬りで奇襲をかけた猪木がリングアウト勝ちを収めた。両者のシングルマッチはこれが最後であり、新日本とWWFの蜜月関係もこのシリーズで終わりを告げる。
 
そうしたトーナメントにエントリーされた一人がスーパー・ストロング・マシーン。第1次UWFが旗揚げし、手薄となった新日本に登場したのは前年1984年の8月だった。カナダ・カルガリーで一緒だったショーグンKYワカマツが「こらあ、猪木ーっ! 俺が連れてきた男の挑戦を受けろーっ! あーっ!?」と挑発。その後、正体不明のマスクマンの名はストロング・マシーンとアナウンスされ2人、3人、4人と増殖しマシーン軍団として新日本マットで暴れ回る。
 
4人の中でも1号は実力派とされ、次第に反則三昧の軍団の方向性とのズレが生じてくる。さらに、もともと猪木を付け狙っていたワカマツの目論見に対し、1号は藤波との闘いにやり甲斐を見いだしていった。
 
1985年4・18両国国技館(猪木とブルーザー・ブロディの初シングルマッチ、新日本の両国初進出)で実現した藤波と1号の決着戦だったが、ワカマツのいらぬおせっかい(エプロンに乱入してのパウダー攻撃が誤爆)が仇となり、マシーンはドラゴン・スープレックスに敗れる。藤波はヘビー級転向後、あまりにも危険すぎるという理由でこの技を封印していたが、前年12月のタッグリーグ公式戦で1号を相手になんの前触れもなく解禁しており、4ヵ月間で2度この殺人兵器を食らったことになる。
 
ワカマツのせいで負けてしまった1号が怒りに任せて殴りかかるや、両国は万雷の「ヒラタ」コール。つまりストロング・マシーン1号の正体はファンも知っていたのだが、当然ながら本人はそれを口にしなかった。
 
マシーン軍団との関係がこじれた1号は、IWGP&WWFチャンピオンシリーズよりスーパー・ストング・マシーンに改名。事件はその4日後、熊本県立総合体育館で起こる。この日、マシーンは元WWFヘビー級王者の“ニューヨークの帝王”ボブ・バックランドとシングルで対決。かつては雲の上の存在として見ていた相手との一騎打ちも、ワカマツにブチ壊される(バックランドの足を引っ張りマシーンの反則負け)。
 
そのままリングサイドから藤波とアイアン・マイク・シャープのトーナメント1回戦を観戦。藤波が勝ったあと乱入したワカマツを蹴散らすべくマシーンはリングへ上がった。ワカマツはマイクで何やらがなり立てて退散。そのマイクが藤波のもとへ投げつけられたことが運命を大きく動かした。

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